病気と害虫予防 消毒 (4月 5月  6月  7月  8月  9月  10月~  )ブドウ歴史  2005  2006  2007 2008 2009  2010 2011  棚づくり home

薬かけの時期 病気と害虫の種類 散布薬剤 備考
3月下旬~4月
上旬(発芽前)

新潟
4月上旬~4月
中旬(発芽前)
黒痘病
晩腐病
褐班病
ダニ類
カイガラムシ類
(a)石灰硫黄剤20倍加用
ベンレート水和剤500倍液(展着剤
5000倍加用)
(b)ベンレート水和剤200倍液
(発展着剤5000倍加用)
(a)ベンレート水和剤液を作り、
その中に石灰硫黄合剤をいれ、
最後に展着剤を加える。

(b)硫黄臭の強い石灰硫黄剤を
使いたくない場合はベンレート水
和剤を単独で散布する。
この場合、害虫に対しては効果がない。 

5月中旬~6月中旬  
(生育期)
黒痘病
晩腐病
褐班病
べと病
さび病
スリップス
カイガラムシ類 
コガネムシ類

スミチオン水和剤1000倍加用または  
アディオン水和剤2000倍加用
ジマンダイセン水和剤1000倍液
うどんこ病に対してはトリフミン水和剤
2000倍液を散布

スリップスは葉と果実をなめて食害する
害虫で、被害果ははなはだしく汚れる
8月下旬~9月
(収穫後)
べと病
さび病
ブドウトラカミキリ 
カイガラムシ類

スミチオン水和剤1000倍加用
ICボルドー66D40倍液
11月上旬
(落葉後)
ブドウトラカミキリ トラサイドA乳剤200倍液
またはラビキラー乳剤200倍液

樹皮下にいる幼虫を殺す



(注l) 石灰硫黄剤20倍加用ベンレート水和剤500倍液の作り方(1ℓの薬液をつくる場合)
まずベンレート水和剤2gを1ℓの水に入れてよくかきまぜ、これに石灰硫黄合剤50mlを少しずつ注ぎながらかき混ぜ、最後に展着剤0.2mℓを加えてよくかき混ぜる。

(最近開発されたボルドー製剤の使い方)
6月下旬以降に袋掛けした場合は、果実を汚すおそれがないので、ICボルドー66D40倍液を数回散布すると、べと病はじめ各種病気に有効。